レポート課題のためのGitHub導入

高専で出たプログラミングの課題のソースコードとかを複数のデバイス(学校のパソコンと持ち込みノートpc等)で編集する時、ファイルの同期が面倒になってきたのでGitHubを導入します。

なお、筆者はGitHub歴5時間の超初心者なので誤解や不適切な表現があるかもしれないことをあらかじめご了承ください。

GitHubとは

設計図共有サイトですいわずと知れたバージョン管理システム、Gitを利用したソフトウェア開発プラットフォームです。GitHubの他にもBitbucketとかGitLabなどのツールがこれに当てはまります。

今回は学校から出た課題の管理用として使うのでただのファイル置き場として使うことになりますが、SNSのように利用者同士でコミュニケーションをとったり、公開リポジトリにファイルを置けば第三者の利用者にソースコードの評価をしてもらったり、プルリクエストと言ってプログラムの手直しを提案することもできます。

公開リポジトリと非公開リポジトリ

GitHubではリポジトリ(ファイルの変更の記録や追跡を行うための貯蔵庫のようなもの)のうち、公開リポジトリと非公開リポジトリの二種類を選択することができます。これは先述の通り世界中のGitHubユーザーに見てもらいたいものは公開、学校の課題など多くの人に見られると問題があるものは非公開と分けるのに使います。

最近、GitHubでは無料アカウントでも非公開リポジトリが作れるようになったので(一部制限はあるが)非公開リポジトリを使います。

GitHubにサインアップ

github.comの新規登録フォームにユーザーネーム、メールアドレス、パスワードを入力することでGitHubアカウントを取得できます。入力したアドレスに届いたメールから登録を済ませるのもTwitterとかと同じです。

github.com

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github.comのスクショ

リポジトリの作成

[+New repository]をクリックしてリポジトリの名前を入力、このとき公開か非公開かを選びます。鍵のマークがある方が非公開です。[Create repository]を押すとリポジトリの作成が完了します。

GitHubからコミットしてみる

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レポートの管理用リポジトリを作成しました。本来ならば黒い画面やSource treeなどから操作するのですが、学校のパソコンからコミットすることを想定してブラウザだけで完結できるやり方を紹介します。例としてこのリポジトリにhello,worldを出力するhtmlファイル(課題と想定)hello.htmlをコミットします。

[Upload files]を押すとこのような画面が出てきます。

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この[Drag files here to add them to your repository]の部分にアップロードしたいファイルをドラッグアンドドロップして、説明も一緒に書き加えるとリポジトリにコミットできます。

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hello.htmlが追加されていることが確認できます。

ここで、hello.htmlに少し変更を加えて再びコミットしてみます。

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8行目を書き換えてhello,worldが青色になるようにしました。これを説明と一緒にコミットします。

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変更が反映されており、カーソルを合わせるとコミットメッセージも表示されます。

これで終わりです。今までusbメモリGoogleドライブなどでファイルを頑張って手動バックアップしていた時代は何だったのだろうと思うくらい楽チンなので積極的に使っていこうと思います。

参考文献

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」| 湊川あい・著 | DQNEO・監修 | C&R研究所・出版

 

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉

 

 かわいいマンガや絵を豊富に使っていてとてもわかり易いです。ツールのダウンロードの手順からGitの細かい活用法まで書いてあります。エルマスさんがかわいい